VMware NSX Data Centerのエディションの1つである「NSX Firewall」と「NSX Firewall with Advanced Threat Prevention (ATP)」は、2020年秋から提供開始され NSXのエディションに加わりました。この2つのエディションを徹底解説してみたいと思います。 「NSX Firewall」と「NSX Firewall with Advanced Threat Prevention」 これら2つのNSXエディションは、「NSX-Tのセキュリティ機能だけが利用できるライセンス」とご理解ください。NSX Managerをデプロイして、ESXi Hostでマイセグや分散IPSをやりたい際にフィットするライセンスです。 「NSX Firewall」と「NSX Firewall with Advanced Threat Prevention」は、総称して「NSX Security エディション」と呼ばれたりもします。 「NSX Security エディション」のユースケース 「NSX Security エディション」のユースケースは、「vSphere基盤にNSX-Tのセキュリティ機能だけを利用したい、セキュリティレベルを向上させたい」と言ったセキュリティに特化したものになっています。 NSX-Tのセキュリティ機能だけを利用したい場合、この2つのSKU/エディション(ライセンス)だけでご利用いただけます。これまでの NSXにあった「STANDARD」・「PROFESSIONAL」・「ADVANCED」・「ENTERPRISE PLUS」といったエディションと同時に利用いただく必要はありません。 NSXエディションのデータシート(英語版) Product Offerings for VMware NSX Security 3.1.x (81231) オーバーレイネットワーク不要で利用できますので、vSphereの構成を変更せずに「VDSがあればFWやIPSと言ったセキュリティをアドオンできる」、これがなりよりのメリットです。 また、これまでVDSをご利用でなかった vSphere … 続き
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